■ 役割は?
ビタミンEは広く生体膜脂質に存在し、
リポたんぱく質によって各組織に運搬され、
その抗酸化能により主として不飽和脂肪酸の過酸化を抑制している。
■ 欠乏すると?
未熟児の溶血性貧血や、脂肪吸収障害に伴う深部感覚障害や
小脳失調などの神経症状が知られている。
ビタミンEの生理機能の重要性が広く認識されたのは、
肝臓内のビタミンE輸送たんぱく質の発見とその遺伝子解析などに
よりビタミンE欠乏と神経症状との関連が詳細に報告されたことである。
一方、糖尿病、虚血性心疾患、動脈硬化、白内障、
アルツハイマー病などの生活習慣病や老化と関連する疾患に脂質過酸化や
酸化変性LDLが密接に関連していることが明らかになってきた。
ビタミンEには8つの同族体が存在するが、
そのうちα一トコフェロールが最も活性が強く、
生体内では約90%を占めているため、
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